ソルナックチューブ自動切換え装置の開発・発売
LCの最適移動相条件をLC/MS分析に適用!
エムエス・ソリューションズ株式会社
連続分析 ソルナックチューブ サンプル リン酸塩緩衝液

ソルナックチューブ自動切換え装置

リン酸塩を始めとする不揮発性塩を添加剤とした移動相は、従来からHPLCに多用されてきました。リン酸塩に関しては、広いpH範囲で緩衝能をもち高い分離能が得られること、低波長のUVに対して殆ど吸収をもたないこと、がその主な理由です。

しかし、不揮発性緩衝液はLC/MSに用いる事は困難であり、その為にエムエス・ソリューションズでは、移動相から不揮発性の塩を除去するためのソルナックチューブを、もう7年ほど前から販売しています。

ソルナックチューブは、内部にイオン交換樹脂が充填されており、移動相中の不揮発性塩を、一定量トラップする事で脱塩を実現します。そのため、連続分析をするためには、チューブを自動で交換する必要があります。今年度、ソルナックチューブを自動で切り替えるための装置を、関係会社である株式会社プレッパーズで新たに開発し、発売を開始しました。

リン酸塩緩衝液条件での連続LC/MS分析!

ソルナックチューブ自動切換え装置

ソルナックチューブ自動切換え装置は、100本のソルナックチューブを、外部からの信号入力や時間制御によって、100本まで自動で切り替える事が可能な、新しいタイプの主としてLC/MSで連続分析を行うための装置です。

LC/MSに主として用いられているエレクトロスプレーイオン化は、タンパク質やDNAなどの生体高分子、天然物成分、医薬品やその代謝物、生体の内因性代謝物、など、非常に広範な性質の化合物を、壊す事なくイオン化できる汎用性の高いイオン化法です。

しかし、そのイオン化の特性上、塩類特に無機塩の存在に弱く、リン酸塩などの不揮発性塩が移動相に含まれていると、分析種のイオン化が著しく抑制されてしまいます。

ソルナックチューブとその自動切換え装置は、従来のLC/MSの弱点を克服するために開発した、エムエス・ソリューションズとプレッパーズ独自の新しい技術(装置)です。

脱塩チューブ切り替え装置-4
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