ソルナックチューブ自動切換え装置は、100本のソルナックチューブを、外部からの信号入力や時間制御によって、100本まで自動で切り替える事が可能な、新しいタイプの主としてLC/MSで連続分析を行うための装置です。
LC/MSに主として用いられているエレクトロスプレーイオン化は、タンパク質やDNAなどの生体高分子、天然物成分、医薬品やその代謝物、生体の内因性代謝物、など、非常に広範な性質の化合物を、壊す事なくイオン化できる汎用性の高いイオン化法です。
しかし、そのイオン化の特性上、塩類特に無機塩の存在に弱く、リン酸塩などの不揮発性塩が移動相に含まれていると、分析種のイオン化が著しく抑制されてしまいます。
ソルナックチューブとその自動切換え装置は、従来のLC/MSの弱点を克服するために開発した、エムエス・ソリューションズとプレッパーズ独自の新しい技術(装置)です。